赤塚高仁ブログ

住環境想造研究会はメッチャ濃いわ

2012.01.25

まだ世の中に知られていない「ホンモノ」が、おしげもなく公開され、いかに安く提供できるか知恵がしぼられる。



そこに澤田先生は斬り込む



「値段だ、いいものだ、そんなの当たり前。大事なのは伝え方なんだよ」



メタファーの達人の視座に、ハッとさせられます。



「比喩で伝えよ、譬え話がなければいけない。熱く物語を語れよ!」



澤田ファミリーのみなさんが、この経済状況の中で驚くべき経常利益を叩き出しているのも、その哲学がハラワタに落とし込まれているからでしょう。



その後、 グリーンライフの勉強会も引き続きあって、新木場にある材木屋さんを見学させていただきました。

ここでも、いい材料を使ってゆくのは当たり前だけど、物語を語り、それを付加価値として認めてもらえなければ感動していただけないぞ、と澤田先生。



つい、いいものを使いさえすればお客様にわかってもらえるに違いないと思ってしまう、甘い自己中心的な思考回路に喝を入れていただきました。

それでは原価ばかり上がって、お客様の満足は上がらない。



ところで、この出張中、御契約寸前のあるお客様からメールをいただきました。

お見積りに対する返答でした。

「使用する木材の中に、質の悪いものが交ざっている。

いくら一ミリのウソもない家を作ると言われても、それを見て気持ちが離れました。」



インターネットで調べてみたら、確かに多くの人がその材木のことを書いていました。良くないと。



建築責任者からの見積りを吟味せずに提出した結果、大変申し訳ないことをしてしまいました。

ワシの想いと熱が、まだまだ身近な社員に伝わっていないことが知らされました。それ以前に、ワシの知識不足が情けない。



楽しみに待っていてくださったご家族の夢を砕いてしまいました。

プランも気に入っていただき、喜んでいただくぞ!とはりきっていたのですが…



この痛みを学びに変えて、澤田ファミリーのみなさんのように、ワシらもお客様から喜ばれる存在へと成長します。

来月は、「神様が宿る家」の認定試験があります。顔晴って合格します。

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