個性を認め合い、たくましく繋がる
夕方突然の電話です 「アカツカさん、今三重にいる? 愛工房の伊藤社長と調印終わったから、いまからそっちにいくわ」
と、この方の声が携帯から聞こえてきました。
いよいよ愛工房、あの奇跡の杉がワシらのところにやってくる。
実際に乾燥機の中にも入れてもらいましたが、森林浴のように心身ともにリフレッシュされます。
100度以上の高温で強制的に乾燥させられた杉は、水分とともに酵素も吐き出しミイラのようになって死んでしまいます。
愛工房は、45度という驚くべき低温で杉が蓄えた水だけを出してもらい、生きたまま乾燥してもらいますから、材木のエネルギーは強烈です。
命と向き合って、本当にいい木材で家を造りたいと願ってきた伊藤社長と澤田リーダーの出会いは、まさに天の導きでしょうか。
(そのいきさつは、「神様が宿る家2」に書かれていますから、是非是非お読みください。)
群馬県にワシらの愛工房は設置され、全国の仲間が「神様が宿る家」に使わせていただきます。
いまからワクワクするのです。
さて、やって来てくださった澤田リーダーとしみじみ語り合いました。
去年の今頃には、想像もできなかったことです。 まさか、こんなに深い御縁につながってゆくとは・・・
縁は、求めないところには生まれませんが、求めたからと言って繋がるものでもありません。
いきさつを超えたところで働く、目に見えない大きな意思のようなものを感じて、思わず心で手を合わせるのです。
このブログでも何度も書いていますが、今年の1月10日、一本の電話が始まりでした。
ワシも、本当に変えられています。
ワシが変わったから、澤田さんのいろんな面が見えるようになってきたのかもしれません。
どうして澤田さんは、瞬時にさまざまなことを理解し、自然の理のようなものまでつかむことができるのでしょうか。
ワシは、ただひとつ、「素直な心」だと思います。
何事にもとらわれないということでしょうか。
素直な心が働いて、素直にものを見るから間違いが少ない。
利ではなく、理が見えるわけですからね。
何ごとも、素直でなく、何かにこだわっていれば、うまくいかないのではないでしょうか。
ワシは以前、澤田さんは織田信長に似てて、「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」だと思ってました。
でも、秀吉のように「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス」といった能力も持ち合わせていることも知りました。
そのうちに、「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」という家康流の忍耐による人育てもできる人だと知って驚いています。
利他の心があるからできることなのでしょう。
ところが、夕べの会談で、今の澤田さんは、もうひとつ高い次元におられることがわかりました。
信長も、秀吉も、家康も「鳴く」ことを期待しているから出てくる言葉なのですね。
鳴くことにこだわっているのです。
今の澤田さんは、こだわりから解放されています。
「鳴かないならそれでいいじゃん。 それ、個性だし。いいとこ見つけようよ。
鳴かないホトトギスにしかできないことあるからさ。 それで、みんなよくなりゃいいじゃん。」
そんな感じでしょうか。
素晴らしい仲間たちの、素晴らしいグループになりますぞ。
神様が宿る家、認定工務店にふさわしい、神様が宿る人となり神様が宿る工務店として、出会う方に喜んでいただきます。
すべては、住まう方の笑顔と健康のために。
明日は、四日市文化会館で13:30から澤田さんのセミナーです。
来たほうが、幸せに近づくよホトトギス ジャンジャン