僕のうしろに道はできる
鹿児島からの最終便、なんと二時間近く遅れて出発。
中部空港に着くも、津に行く船はなく、名古屋まで出ても、津までたどり着く電車も終わってました。
四日市まで寛子さんに迎えに来てもらい、ようやく家に帰り着きました。
しばし休んで、寛子さんを始発の列車に送りました。
今日は、宮城県女川での炊き出しボランティアなのです。
毎日動きます、そして考えます、また動きます。
腹心の友、山元加津子さんからこんなメールが届きました。
「 ついに、あと1000人集会まで、10日になりました。ぜひ、今一度多くの方にお知らせいただきたいです。
子どもたちと長く一緒にいて、起こすことが大切とか、回復する方法があるんだと教員の私がどんなにどんなに一生懸命言っても、大きな常識の壁が、これまでいつも立ちはだかっていました。
私ではだめだけど、筑波大学の名誉教授でたくさんの症例をもっておられる紙屋先生が言ってくださることには、大きな力があります。私が紙屋先生と一緒に講演会をさせていただけることは、お忙しい紙屋先生のことを思うと、... もうないかもしれないと思うのです。
どうしてもどうしても、1000人の方にきていただきたいです。
2009年の2月に広範囲の脳幹出血で倒れた私の同僚の宮ぷーは、生きることも難しいし、生きても、万にひとつも意識が戻らないし、体も一生動かないと思われました。
でも、私は「大丈夫」と言うことができました。なぜなら、長く子どもたちといて、教わったことは、人は誰もが思いがあるし、みんな回復していく力を持っていて,回復する方法があるんだと知っていたからです。
でもそれは、医療や一般の常識とは大きく違っていました。でもそれは本当のこと。
宮ぷーはその方法で回復をしていきました。これは奇跡ではないのです。誰もがその方法で回復する可能性があるのです。
紙屋克子先生(筑波大学名誉教授)はそのことに長く取り組んで来られ、今では「意識障害の方が立って歩けることが、私たちの目標です」とおっしゃいます。
そしてその日は「僕のうしろに道はできる」の映画の日本初上映があります。
また、「僕のうしろに道はできる~植物状態からの回復方法~」(三五館)の本の先行販売日でもあります。
どうかどうか、1000人の力を集めたいのです。どうかいらしてください。そして、お知らせください。12月8日の詳細です。
http://www.heartofmiracle.net/hotnews/hotnews0012012.html
お待ちしています。」
岡山県総社市で開催されるこの1000人集会、ワシの友人でもある医師の長谷先生が、立ち上がってくださいました。
山元加津子さんが為した事実を、単なる「奇蹟」として片付けてはならないと思うのです。
宮ぷーという一人の物語ではなく、多くの人が救われるきっかけになる集会となることでしょう。
もちろんワシもかけつけます。
生きるということ、生かされている命について、改めて気付かされる記念すべき一日となることでしょう。