あきらめないこと、逃げ出さないこと
岡山県の総社市に日帰りで行って参りました。
往復650キロ、もしかしたら総社市市民会館は二度と行くことはない場所なのかもしれません。
しかし、ひとりの医師の想いが、全国から1000人の同志を集めたのです。
主催者の医師の長谷先生は、ずっと前から毎年かっこちゃんこと山元加津子さんの講演会を開催していました。
それが突然思い立ったように・・・
かっこちゃんと紙屋克子先生のジョイント講演会を企画し、1000人の人を集めようと思ってしまわれたそうです。
紙屋克子先生は、筑波大学の教授です。
看護士としても臨床経験は途方もないプロフェッショナルです。
寝たきりの病人、植物状態で何十年も経った人たちを立ち上がらせてきたプロです。
病人は寝かせておく、そんな「常識」をぶっ飛ばして機能を回復させ、立ち上がらせてきたプロフェッショナル。
ですから、紙屋先生の話は完璧にロジカルです。
長谷医師は、そんな紙屋先生と、山元加津子さんのコラボを実現させてしまいました。
山元加津子さんは、脳幹出血、3時間で絶対死ぬと医者が宣言した友人を、「絶対大丈夫です」と信じおおして三年間。
彼は、今では、車椅子にまで乗れ、意志を伝えることもできるようになりました。
どれほど多くの人が、彼「宮ぷー」の存在に救われていることでしょう。
山元加津子さんは、地元にいる限り絶対毎日病院で宮ぷーの看病とリハビリをするため二時間の道のりを通い続けています。
養護学校の先生ですから、毎日の仕事があります。
主婦であり母でありますから家事があります。
ほぼ土日は全国で講演会があります。
本を出版するための執筆活動があります。 毎日の睡眠時間は3時間以下でしょう。
毎朝更新されているブログは、ものすごい内容です。5500人に送り届けられています。
かっこちゃんに一日に届くメールの数が150通、必ずクイックレスポンスされます。
思いやりのカタマリのような存在といえましょうか。
全国から総社市に1000人が集いました。
ほとんどの人が、生まれて初めて総社市に来たようです。
どこに来るか・・・以上に誰に会いに来るのか。 そんな想いが集合する時、場の波動が渦巻きます。
エネルギーがエネルギーを生みます。
人は、必ず変わる
直るということはどういうことか、それは人それぞれ違うでしょう。
でも、人は必ず変わる、変わり続ける。
未来に絶望してはいけない、未来は希望なのです。
プロとは、決してあきらめない。 そして逃げ出さない。
希望という光に満ちた一日を体験させてもらえた幸いを魂の底から感謝します。
学んだ唯一の証しは、変わること。
エネルギーを立ち上げ、いまここに生かされていきます。
エネルギーはエネルギーを生む。 本当です