和をもって貴しとす
聖徳太子のこの言葉が、お正月にふっと思い出されました。
125代続く天皇さまの中で、最初の女性天皇、推古天皇に代わって政治を行いました。
33代推古天皇の甥に当たったのですが、素晴らしい政治家だったそうです。
当時の最強国、隋に使節を送り、進んだ制度や文化を導入しました。
しかし、独立国として中国と対等の国だという気概をもち「日が昇る国の天子から、日が沈む国の天子へ、いかがお過ごしでしょうか」なんて手紙を送ってます。
すごいです、カッコイイですね。 今の政治家に学んでもらいたいですわ。
しかも、17条憲法
1・和を尊び、人にさからい、そむくことのないように。
2・仏教を大いに尊重しなさい。
3・天皇のお言葉には、必ずつつしんで従いなさい。
4・役人は人の守るべき道をすべての根本とせよ。
5・私利私欲をすてて、公平な裁判をせよ。
6・悪をこらしめ、善をすすめよ。
7・人は各自の役割を果たしなさい。
8・役人は朝早く仕事に出て、遅く帰りなさい。
9・すべてのことにウソいつわりのない真心を根本とせよ。
10・考え方の違いで人を怒ってはいけない。
11・功績があれば賞を、罪を犯したら罰を正しくあたえよ。
12・地方官は人民から税をむさぼり取ってはいけない。
13・役人は各自の職務の内容をよく心得なさい。
14・役人は他人をうらやみねたんではいけない。
15・私心をすてて公の立場に立つのが、君主に仕えるもののつとめだ。
16・人民を使って物事をさせるのは、忙しくない時を選べ
17・大切なことはみんなとよく議論して決めなさい。
昔は、古くて劣っているものだと、いつの間にかワシらは洗脳させてしまっているようです。
歴史を取り戻し、ワシらは一人一人、日本人として生まれ変わる時が来たのかも知れません。