体に優しい暴飲暴食
しかし、2012年はわが人生でも最も激動の一年だったと言えましょうか。
このお方とご縁をいただき、ファミリーの一員としていただいてから運命が変わりました。
さまざまなことが変わりましたが、一つは食生活です。
ワシは、28歳のときに、鬱病を患い、一ヶ月間精神病院に入院し、坑鬱剤、精神安定剤、睡眠薬・・・すざまじい量の薬を飲んでいました。
その頃知り合った針治療の先生から一冊の本を薦められ読んだことから、食が変わりました。
桜沢如一、玄米正食、マクロビオティック生みの親ですね。
世界を相手に玄米で病気治しをした偉大な人物です。
肉食は一切為し、出汁をとる鰹節もダメ。 砂糖も一切とりません。
完全にマクロビの食事に換えて、玄米を一口100回噛む生活を続けました。
コーヒーも飲みませんでしたし、外食で食べるものといったら昆布と椎茸で出した「マイ出汁」をもってざる蕎麦を注文、蕎麦だけ食べる。
まさに「健康のためなら命もいらない」 って感じでしたね。
ときおり断食もしました。
一番長いときは、3週間、10キロ以上体重も落ちます。
一日にお茶碗一杯の玄米だけ、水分もほとんど取りません。
そして、毎日10キロの山歩きをします。 福島のいわき市の山の中にこもって一切の外部の情報も断ちます。
おかげで薬の毒は体から出てくれたようで、いまは一切の薬を飲んでいません。
精神病院で苦しんでる人たちの共通点は、「常に自分のことを考えている」ということでしょうか。
悩みの90%は、「自分について考えている時間」と言ってもいいかも知れません。
澤田ファミリーの食は、マクロビオティックからみると邪食であります。
居酒屋でさんさん飲み食いしたあと、カラオケで飲んで、焼肉に行って、最期の締めにココ壱の5辛、
ときにはそのあとマクドナルドのクオーターパウンダーというハンバーガーを食べたものから部屋に帰っていいう恐ろしい夜もあるのです。
しかも、澤田さんは食べるのがめちゃくちゃ早い。
はい、体に優しい暴飲暴食などあり得ないのですが、ちょっとくらいの毒ならば残さずに全部食べてしまうくらいのバイタリティが大事かも知れません。
断食だ、やれあれは良くない、毒だと自分のことばかり気にしてることが病の元のようです。
人のために毎秒毎秒一所懸命走り続けている澤田さん見ててそう思うのです。
今年も自分のことを忘れるくらい、住まう方の笑顔と健康のために走らせていただきます。
でも、ちょっと食の見直しを迫られるもうすぐ54歳のワシです。