澤田塾高知合宿その2
朝から去年の決算書の分析です。
売上、粗利、そしてお客様別、出会ってから御契約までの時間・・・過去の数字はウソをつかない。
すべての結果の事実から目をそらすことなく、原因究明をするのです。
感情は一切省き、すべての原因をロジカルに分析することから始まります。
これが、澤田流事業計画の「ウォーミングアップ」であります。
ここから、「答えのない世界に答えを見つける」作業に入ります。
それは、全員違うから、方程式のない会社独自の生き方の世界だからでしょうか。
一年365日のうち、日曜祭日やお盆、正月休みを除いた就業時間のうちで、その時間にそれぞれがどんな行動をとっているのか。
「あなたの仕事は何?」 例えば、営業マンはお客様と会ってる時間以外は仕事と呼べません。
なぜなら、それ以外一円のお金も生み出さないからです。
すべてを「時間」で見なさい、と澤田先生は指導されます。
何のために今の行動があるのか、常に目的意識を持つようにしなければ、時間は手のひらにすくった砂のように指の間からこぼれ落ちてしまうでしょう。
「社長のくせに契約がうまいなんて当たり前だろう
そんなことに時間を費やしているから会社が止まるんだよ!
経営に方程式はない、だから、それを永遠に探すのが経営だ。」
ワシは、若い頃から経営計画をつくるセミナーに毎年参加してきました。
しかし、様々な異業種の社長さんたちと過ごす合宿は、それはそれで学びになるのですが、どうしても作ったものが絵に描いた餅になってしまうきらいがありました。
ところが、この高知合宿は(マラソンでは高地合宿をするそうですが・・)全員同業者。
しかも、志を同じくする「神様が宿る家」の仲間たち。
しかも、指導者は、学者でもコンサルの先生でもなく、机上の理論を激しく嫌う実践人。
実際に経営者として、工務店を上場レベルまで数字をたたき出した人だから半端な説得力ではありません。
厳しいけどありがたいことです。
仲間の社長たち、黙々と数字とにらめっこ、頭から湯気が出てます。
今日でちょうど一年、澤田先生から「ブログは絶対に毎日書くように」と言われ、一日も欠かさずに書いてきました。
去年の今日は、名古屋で面談を受けていたのですね。
人は変わることができる、いつでもその気になれば、人は変わることができるのです。
ワシも社員さんたちにやりがいを与えられるようになるため、しっかりとビジョンを描きます。
そして、「この仕事は、あなたにしかできないから、あなたに任せるのです」と明確に指示できる社長に育ちます。
すべては、出会うお客様の笑顔と健康のために。