住宅革命の夜明け
2013.01.28
事務所を改装しようと、古い荷物を整理してました。
書庫の奥から昔の見積書や決算書がたくさん出てきました。
父が経営していたころの書類です。
赤塚建設が生まれてから54年を迎えるのですから、過去の記録も一杯あります。
手書きの見積書や契約書、父の字です。
澤田さんは、決算書をみればすべてがわかると言われます。
大手ハウスメーカーの下請け工務店だったころの決算書を見ました。
工事の数も売り上げも多いのに、決算は赤字。
父は苦しかったことでしょう。
一所懸命働いても赤字。
そんな中でワシは東京の大学まで出させてもらったのですね。
天に帰った父に手を合わせます。
下請け工務店から脱却し、元請けに変容する道のりは容易ではありませんでしたが、
いよいよここからは本当に世のため人のためになる工務店へと成長しなければなりません。
澤田さんが開発してくれたダブル断熱。
その欠点を補い、澤田さん自身で進化させたトリプル断熱。住まう人の健康を増進してくれる、生体エネルギー技術。
そして、体に害のある物質は使わない0宣言。
この3本柱の神様が宿る家。
父が生きていたら、きっと喜んでくれることでしょう。
同じような家を競いながら売り込んでいた時代は終わりました。
どこにもない本物の健康住宅を恵まれたのです。
伝えなければバチが当たります。
岐阜での澤田塾に、浪岡氏、本島隊員と共に出席し、いよいよその思いを強くしています。
もうすぐ夜が明けます。
津に向かいます。