目標と実践
2013.02.15
一眼は遠く歴史の彼方を
そして、一眼は脚下の実践へ
森信三先生の言葉です。
この頃よくこんな言葉を耳にします。
夢や目標を持たないほうがいい。
他人と比べなくていい。
戦わなくていい。
あなたは、あなたのままでいい。
そのままのあなたが素晴らしい。
・・・・・・・・・ 本屋さんの棚には、そんな本がずらりと並んでいます。
その反面、「ぼくの夢」というイチロー選手の小学校の時の作文が多くの人に感動を与えたりします。
何が本当のことなのでしょう。
どうも、今の世の中、だれかがうまくいくと
「それは素晴らしい、みんなそれを見習いましょう」なんて風潮があるようです。
でも、ほとんどその通りにはなりませんね。
だって、人生で起きることはいつだって初めての体験、誰かのやり方がうまくゆくとは限らないのは当然のことです。
「褒めて育てる」 って耳ざわりいいですが、厳しくしつけられていない子供は社会生活不適合者になりかねません。
と、いうか 公共の場と自分ちの区別もつかない人たちでいっぱいじゃありませんか。
大きなことを言うことは、簡単なことです。
大きければ大きいほど簡単です、 地球環境を守れとか神様の話とか。
でも、足元のゴミも拾えない人に神様は地球環境に関わるチャンスなど与えてくれるはずないでしょうね
こんな時代だからこそ、この国に生まれることができたからこそ、バランスをとらなければなりません。
かたよらず、こだわらず、とらわれず
仕事もボランティアも一流のこの人に見習うべきこと多いです。