あなたの仕事はなんですか?
2013.02.25
ある先生が、六百人の青年の前で、「あなたの仕事はなんですか?」と聞きました。
そしたら、前に座ってる方が「水道屋です」と答えました。
すると先生は、
「それは仕事の種類でしょう、あなたの仕事はなんですか?」とさらに聞いたのです。
「建設関係の仕事です」
「それは、職種でしょう。 あなたの仕事はなんですか?」
ワシなら、なんと答えるでしょう。
「能書きで、神様の宿る家を伝えています」・・・「住宅を売っています」・・・んん
この先生は、青年に向かって、「「人のお役に立つことをやっています」 これがあなたの仕事でしょう?
「それは、何を通じてですか?」といわれて初めて「水道工事を通じてです」となる。
これが本当ではありませんか?」 と言われました。
その職業が、役割としてやらせてもらっていると気付かれた人は、仕事に対する想いが違ってくるのでしょう。
まずは、人の役に立つことを心において、自らの役割をそれぞれがやることが大切なのですね。
「あなたの仕事はなんですか?」という質問に
「工務店です」と答えると、上手、下手、儲かる、儲かってないという善し悪しの比較の世界で苦しみを生み出すかもしれません。
「あなたの仕事はなんですか?」
「人のお役に立つことです」
そうすると、すべてがありがたく、輝き始めるように思えます。