お伊勢参らば朝熊をかけよ
連休に、設計コンピューターがはじきだす見積と、実際の見積の誤差をなくし、設計段階で瞬時に見積が出るようにしようと計画しました。
伊勢の南勢設計の伊東社長は、ワシの大切なパートナーです。
「神様が宿る家」を普及させるために、新しい設計ソフトまで導入してくれたのです。
ありがたいことです。
わが社のIT部門担当のマホちゃん先生と一緒に伊勢まで行くことになりました。
伊東社長、「日曜の朝は、浅熊山に登ってるんやけど、一緒にどう?」
と、いうわけでコンピューターの勉強会の前の朝熊山登山のために6時に出発したのですが、伊勢に向かう車の多さにびっくりです。
今年は、20年に一度の式年遷宮の年。
出雲大社の60年に一度の遷宮と同じ年に重なるのは、700年ぶりのことだそうです。
また、天皇陛下の皇女が祭王として神宮の祀りを司るのも後醍醐天皇以来700年ぶりのことです。
日本が建国されて2673年、今年は、どうも大きな転換期のように思えてなりません。
新聞やTVでは決して教えない、大切なこと、知らずにいるのは日本人として勿体ないですよね。
伊勢に全国から人々が押し寄せています。
やまとのこころにスイッチが入ったのでしょうか。
週末ともなると、神宮周辺は大変な渋滞です。
ましてやゴールデンウィークです、朝から伊勢に向かう車は県外ナンバーばかり。
さて、ワシらが向かった朝熊山とは、風水上伊勢神宮の鬼門を守る寺として、神宮の奥の院ともよばれています。
「お伊勢参らば朝熊かけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭にも歌われています。
山頂の八大龍王神社まで約1時間半、標高555メートルの美しい山です。
自然と触れ、神宮の守護に感謝し、また運動になる。
しばしば訪れ、新しい祈りを捧げたいと思わされた日曜日でした。
是非、お伊勢参らば朝熊かけてください。