わたしにできること
ブラックホールの発見者でもあるホーキング博士が、講演でこう言われた。
「地球なみの文明をもった惑星は宇宙全体に2~300万あるだろう。しかし、そうした星はその文明なるもののために循環が狂い極めて不安定になり、宇宙時間でいえばほとんど一瞬に、地球時間で言えばせいぜい百年ほどで滅びてしまう」と。
地球全体で起きている気象変動をどうみるか。
人は必ず死ぬ。その人間が地球を殺そうとしているのだろうか。
それとも、知的生命体であるガイアは人間を削除しようとしているのだろうか。
答えは、わからない。けれども、地球を造ったのは人間ではないことは間違いないですね。
わたしたち人間は、地球という星のかけらでできている。
わずか数分途絶えたら生きてゆけない空気も、誰の上にも無差別に降り注ぐ陽の光も無条件で無制限だということ、つい忘れてます。
しかも、一方的で無償です。
その地球の愛の中で生かされていながら、その恩を忘れ、自分だけ良かったらいいと思ってるわたしです。
この傲慢さが、間違いなく地球を汚しています。
感謝不足が、一切の問題の根っこのような気がします。
ところで、大きなことを言うことは、案外簡単。
でも、「今」「ここで」「自分が」「具体的に」できること、ちいさな一歩踏み出す時なのかも知れません。
自然に優しい・・・このセリフにとんでもない傲慢な上から目線を感じてしまいました。
自然から承認されるようなものを創ってゆきたいものです。
自然からゆるされるような家を探してゆきたいのです。
小さな家ですが、わたしの大きな一歩、ECOハウス・エネルギーが立ち上がる神さまが住む家。
MUSECミューゼスと名付けたこの家の足場が外れました。
今月末から公開、お客様のお家ですが、一ヶ月間御引き渡しを待っていただいて体感見学会を4週連続週末に開催いたします。
見に来てください。とても綺麗ですから。