仰げば尊し
2013.05.14
住環境想造研究会が、宇都宮で行われています。
二日目の朝日、駅前のホテル、勉強会の前の静かなひとときにブログを書いています。
信州の生体エネルギー研究所で、初めてこの会に参加してから丸二年が経ったわけです。
一昨年の6月、研修会の会場である生体エネルギー研究所に向かう時、懐かしさで胸がいっぱいになりました。
我が師、糸川英夫博士が晩年に住まわれた丸子の隣町だったのです、その会場。
何度も信州での勉強会があり、その度に糸川博士のところに立ち寄りました。
「前例がないからやってみよう」が博士の口ぐせでした。
住宅業界で前例のない、神様が宿る家こそ、そんな仕事だと博士が背中を押してくれているような気がしたものです。
澤田先生は、その後勉強の方向性を多様化させ、勉強会の会場を変えられました。
今回は、宇都宮です。
昨日は、バスで150名が群馬県太田市まで行きました。
奇蹟の杉を生み出す低温乾燥装置「愛工房」を見に行きました。
澤田先生が私財をなげうってワシらのために、この乾燥機を与えてくださったのです。
より次元の高い神様が宿る家へと進化するようにとの願いを込めて。
ふと、群馬県太田市で思い出したのです。
大東亜戦争のときに、中島飛行機があったのがここだったって。
糸川英夫技師が設計した、大日本帝国陸軍の一式戦闘機が作られていたところ。
別名「隼」の故郷じゃありませんか。
見えない手で導かれてここまでやってきました。
これからのことはわかりませんが、天の導きに手を合わせ、祈りつつ歩いてゆきます。
さて、新建新聞社の三浦社長の講話から始まります。
しっかり学びます。
すべては、住まう方の笑顔と健康のために。