やまとの光 「志だら」
わが師、糸川英夫博士とワシを出会わせてくれたのは、太鼓でした。
「鬼太鼓座」という和太鼓のプロ集団。
ニューヨークマラソン 42.195キロ走り終えたゴールの横で、2時間和太鼓を叩き続けた伝説のチームです。
3年かけて、アメリカ合衆国をマラソンで一周した、あの奇蹟の太鼓集団です。
その遺伝子を受けついだリーダーが立ち上げた、太鼓衆「志だら」
糸川博士は、世界中の科学者仲間から、「日本は何でも取り込んで金にすることはうまいけど、オリジナルはないですね。」といわれたのがショックで、日本発信のホンモノを探し求めておられました。
TVでも自動車でも、発明したのは日本人ではなく、上手に小さく、安く、たくさん作るのが上手なだけだと言われ続け、悔しい思いをしたのだと言っておられました。
「前例がないからやってみよう」が、糸川英夫博士の人生のテーマでした。
常に独創性を追求しておられた先生でした。
天才とは、選ばれし者。
栄光と悲哀を引き受けながら、独自の道を歩む孤独な戦士。
そんな博士が、魂の底から感動した太鼓の響き。
和太鼓こそ日本が世界に発信できる希望の光だと言われました。
和太鼓こそ、やまとこころのスイッチをONにするのだと。
糸川博士が、生前愛してやまなかった 「志だら」が四日市にやって来ます。
6月8日 18時開演 四日市文化会館 中ホール
志だら のことを書こうと思いましたが、能書きはやめておきます。
どれほど説明しても、あの大太鼓の響きで揺さぶられる魂の震えは、伝えられるものではありませんから。
よい席を預かっています。
赤塚建設にお電話ください。
担当は、マホちゃん先生です。
ふっと 思ったとき、足を運んでください。
そんな小さな一歩が、運命を変えてゆきます。