赤塚高仁ブログ

わが導師、パウロ

2013.05.29

 11年前、2月と10月にシリアへ行きました。

イエローハットの創業者・掃除の神様 鍵山秀三郎さんとのごくごく少人数の旅でした。

不思議です、今思っても、どうして・・・?って 感じですね。

その前年に秋山さんの奥さんが亡くなって、お葬式の席で鍵山さんと再会し、

「赤塚さん、また中東を旅したいですね。 今度は、イスラエルの外側、アラブ諸国を見たいです。」

いいですね~ また機会があれば、とワシ。

翌日、鍵山さん携帯に電話かけてくださって、

「赤塚さん、2月に10日間スケジュール空けました、参りましょう」 

そのときの旅が、人生を根っこから変えるとはそのときには思いもよりませんでした。

 

 今朝の聖書は、使徒行伝26章 パウロがアグリッパ王に想いを明らかに説く場面でした。

「さて、わたしは若い時代には、初めから自国民の中で、またエルサレムで過ごしたのですが、そのころのわたしの生活ぶりは、ユダヤ人がみんなよく知っているところです。

わたしは、私たちの宗教の最も厳格な派に従って、パリサイ人としての生活をしていたのです。

今、わたしは、神がわたしたちの先祖に約束なさった希望をいだいているために、裁判を受けているのです。

わたしたちの12の部族は、夜昼、熱心に神に仕えて、その約束を得ようと望んでいるのです。

王よ、この希望のために、わたしはユダヤ人から訴えられています。

神が死人をよみがえらせるということが、あなたがたには、どうして信じられないことと思えるのでしょうか。

  わたし自身も、以前にはナザレ人イエスの名に逆らって反対の行動をすべきだと、思っていました。

そしてわたしは、それをエルサレムで敢行し、祭司長たちから権限を与えられて、多くの聖徒たちを獄に閉じ込め、彼らが殺される時には、それに賛成の意を表しました。

 それから、いたるところの会堂で、しばしば彼らを罰して、無理やりに神を汚す言葉を言わせようとし、彼らに対してひどく荒れ狂い、ついに外国の町々にまで迫害の手をのばすに至りました。

 こうしてわたしは、祭司長たちから権限と委任とを受けて、ダマスコに行ったのですが、王よ、その途中、真昼に、光が天からさしてくるのを見ました。

それは、太陽よりももっと光り輝いて、わたしと同行者たちをめぐり照らしました。

わたしたちはみな地に倒れましたが、そのときへブル語でこう呼びかける声を聞きました。

「サウロ、サウロ なぜわたしを迫害するのか。

  とげのあるむちをければ、傷を負うだけである」

そこで、わたしが 「主よ あなたはどなたですか」と尋ねると

「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。

 さあ、起き上がって自分の足で立ちなさい。

わたしがあなたに現れたのは、あなたがわたしに会った事と、あなたに現れて示そうとしていることととを証し、これを伝える務めにあなたを任じるためである。

わたしは、この国民と異邦人との中から、あなたを救い出し、あらためてあなたを彼らにつかわすが、

それは、彼らの目を開き、彼らを闇から光へ、悪魔の支配から神の御許へ帰らせ、

また、彼らが罪の許しを得、わたしを信じる信仰によって、聖別された人々に加わるためである。」

 それですから、アグリッパ王よ、わたしは天よりの啓示にそむかず、まず初めにダマスコにいる人々に、それからエルサレムにいる人々、さらにユダヤ全土、ならびに異邦人たちに、悔い改めて神に立ち帰り、悔い改めにふさわしいわざを行うようにと、説き勧めました

そのために、ユダヤ人はわたしを宮で引き捕らえて殺そうとしたのです。

しかし、わたしは今日にいたるまで神の加護を受け、このように立って、小さいものにも大きいものにも証をなし、預言者やモーセが、今後起こるべきだと語ったことを、そのまま述べてきました。

すなわち、キリストが苦難を受けること、また、死人の中から最初によみがえって、この国民と異邦人とに光を伝えるに至ることをあかししたのです。」

 

   聖書も読んだ事も無く、パウロが何者かも知らなかった11年前のワシが、シリアはダマスコのホテルで声を聞きました。

「おまえを呼んだのはわたしだ」

え、あなたはどなたですか? 「パウロだ」

「おまえはこれからキリストを伝えるのだ、わたしのように」

それは無理でしょう、聖書も読んだこと無ければ教会にも行ったこともありませんし・・・

「そのままのおまえで出てゆけばいい、常にわたしがともに行く」

なんと、いうことでしょう

そのあとダマスコのホテルのベッドの上で、号泣するワシでした。

泣いても泣いても涙が止まらないのです。

不思議な体験から11年、 神社で聖書講義をしたりする運命が拓けています。

7月には住まいネットの神話のセミナーが名古屋であります。

聖書がわかると、日本の神話がわかるようになります。

どちらにも神様の命が流れているからでしょうね。

 

  主に任せよ!  そんな心の声に、心の耳を澄ませたい今日です。

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