赤塚高仁ブログ

株式会社「集中力」

2013.06.15

名古屋ABCフォーラムのメンバーになって25年の年月が流れました。

毎月一度、朝の8時から10時まで、朝食を取りながら情報交換をした後、講師の先生の話。

同じ人は、講演できないという決まりがあるので、250人以上の講師とのご縁をいただいたわけです。

イエローハットの鍵山さん、ルバング島の小野田さん、山元加津子さん・・・

そうそうたる面々です。

 今月の講師は、株式会社「集中力」の 森健次郎さん。

10年前まで、ミズノで北島選手の水着、室伏選手、高橋尚子選手らのウエアの開発担当をされていました。

オリンピックで成果を出し、マスコミに取り上げられ、いささか天狗になっているときに、

最愛の妻を脳腫瘍で亡くします。

亡くなる数ヶ月前に、一切の時間を妻に捧げようと、周囲の反対を押し切りミズノを退社。

 

 エネルギーのカタマリのような50歳でした。

「甲子園の優勝監督のスピーチは、共通点があります。

最後は、選手に任せた。 責任は自分が取る」

体育会系は、命令と、ハイ! しかないように思われていますが、外からやれといわれる世界は伸びないそうです。

全てハイハイという選手たちは、日本一になると辞めてしまいます。

一流選手は、心から楽しんでいるのですって。

リラックスして、にこにこしてるうちに「ゾーン」に入るのだそうです。

あたかも、一目ぼれした相手に、心も体も奪われてしまうように。

イチロー選手は、バッティングと恋愛していて、大好きな相手と過ごしているうちに3時間4時間とティバッティングしているようです。

だから、イチローは毎日3時間もバッティング練習を努力していると捉える指導者は、選手を導けないのですって。

やる気にさせる監督は二流、 一流は、その気にさせる。

アイルトン・セナの靴をつくるプロジェクトで、300キロのスピードのF1パイロットは、レースのイメージをほぼ完璧に頭に描いていること知ったそうです。

セナに目をつぶってもらい、イスに座ってい鈴鹿サーキットを走るイメージでストップウォッチを持ってもらうと、

実際のタイムと寸分変わらない数字が出たと言います。

 

  一瞬の強さのために、いつも ひらり と軽くありたいものです。

 

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