伊勢の風を感じるとき
2013.06.17
土日には頼まれた講演会に出かけることがありまして、
京都のちおん舎という、歴史の刻まれた建物での講演会が土曜日の夜でした。
原田良子さんが、呼んでくださいました。
小学校の先生だった彼女は、一年の間に両親を亡くされました。
大好きなお母さんに寄り添うために、学校をやめて看病しておられたのでした。
「良子さん、ワシ思うけど、親子でも師弟でも、真実の対話は、死に別れてから始まるみたいやわ」
そんな会話を心に留めてくださったのか、仲間たちに声をかけ、場を備えてくれました。
暖かなあたたかな講演会になりました。
やまとのこころ、深いところで思い出して、日本人としてのスイッチオンにすることが、
何よりも大切なのかも知れないですね。
伊勢の風を、日本中に吹きわたらせる。
そんなお役をさせていただいているとき、言い知れぬ喜びが湧いてくるのは、
魂が喜んでいるからなのでしょう かね。