ありがとう、テイシャクカー
2012.02.18
「前例がないからやってみよう!」
美しい街づくりをするには、土地にお金をとられてはいけない。
所有から使用へ。
土地を所有することより、豊かな住環境にコストをかけることが大事と思え、
当時三重県では誰もやったことのない「定期借地権」に取り組みました。
1998年のことでした。
そのときに地主さんを回るために買ったトヨタのウィル。
営業の米川康子の専用車です。
でも、いつの間にか彼女も本島と姓が変わり、二人目の子供がもうすぐ生まれる。
康子さん、よく地主さんに野菜をもらってきました。
野菜でなく、土地を出してもらってこいよ とワシも叫んだものです。
数十棟の定期借地権付き住宅がこの地に生まれました。
地主さんも売りたくない、自分では使わない土地が働き出し、ユーザーさんも同じ価格で2倍のグレードの住まいが手に入り、私たちも競合なしでいい仕事がさせてもらえる。 まさに三方よしの事業です。
テイシャクカー、良く走ってくれました。
走行距離、なんと16万1867キロ
昨日新しい車が来ました。ECOにふさわしい、ハイブリッドカー・アクアです。
ナンバーは88-23 はやぶさ
住めば住むほど元気になるECOハウス「魔法の家」、走って伝えて広めてゆきます。
いつか伊豆山さんのようにウン千万円のレクサスを現場の車にできますようにと念じつつ。