記憶が憑依する地獄からの解放
ゴルフ合宿のみなさんは、きっといい時間を過ごされたことでしょう。
去年の9月のことでしたね、ワシも北海道へご一緒させていただいたのは。
ほんの少し前のことのように思えますが、もう10ヶ月も経っていたのですね。
怒涛の日々でしたが、多くの学びを得た、かけがえのない宝物のような時間です。
どうやらあの頃のワシは、自分が信じられなくなって、信じられることを言ってくれる誰かを信じたくて仕方なかったようです。
信じられることを言ってくれる人を一所懸命探していたように思えます。
自分以外のものを信じ、自分の中にある物を見ない、信じない、そして、依存へと向かっていきました。
依存とは、恐ろしいもので、一時楽になったような気がするのですが、実は生み出すのは恐怖ばかりです。
恐怖の中では、創造性など発揮できるわけがありませんから。
無意識、無自覚のうちに、心は固まり、エネルギーは漏れ続けていたようです。
改めて、今日はじっくりその恐怖と向かい合ってみました。
苦しみは、どこからくるのでしょうか・・・
1 過去の記憶
2 過去の条件付け
3 過去からの発想
どうやら、正体はこの三つのようです。
そして、この三つはすべてワシの頭が創り出した「妄想」です。
「自分には無理、そんな能力ないし」と瞬時に頭を乗っ取ってしまう潰し屋も、
過去の条件付けによって強力になってしまったのだとわかりました。
でも、それも妄想です。
じっくり自分の影と向かい合った一日でした。
なるほど、以前こんなことがあった、昔こんなことをやった・・・
知らず知らずのうちに、会話の中に数え切れない「過去の記憶」が忍び込んでいました。
あたかも、それがすごいことのように驚いたりビビッたりしていましたが、すべて妄想の物語。
記憶に憑依され、過去をなぞるような人生からJUMPして、生きていることの懐かしさに胸が熱くなるような毎日を生きたいと、腹の底から願わされています。
まずは、そのために
ビックリして感動して、出会ったこともない新しい自分と出会うこと。
感動が少なくなってしまっています。
ビックリすることがなくなり、どこかシラけてしまっています。
生きていることの喜びを味わうこと。
生かされていることの感謝を思い出すこと。
そんなときに人は、大事なことを思い出し、大きく変容できるのかも知れません。
北海道で「解放」されている澤田先生も、何か大事なことを思い出しておられるのかも知れません。
大きな「お役」のある、大事なリーダーですから。
「人は変われる、過去から全く解放されて」
人生で、もっとも大事なことは、そんなシンプルなことだと気付かされた月曜日でした。