赤塚高仁ブログ

かみさまとのおやくそく

2012.02.23

 江戸時代、会津藩には「ならぬことはなりません」というおやくそくがありました。

ワシらの言葉でいうと「したらあかんことはあかんねん」ちゅうことやね。

 

ユダヤ民族には、モーゼが神から与えられた「十戒」があります。

これが、ユダヤの律法の根本であり、絶対のおやくそくです。

だから、子供が「どうしてウソをついてはいけないの?」と聞くと

「モーゼの十戒、かみさまとのおやくそくだから」

これが、法律や道徳以前の信仰の基礎、宗教の前にある原則なのかも知れません。

 

 おおむかしに、わたしたちのそせんが、にっぽんというくにをつくったとき、

こころのきれいなひとたちがすむ、りっぱなくににしようとおもいました。

 そしてみんなが、そのきもちをたいせつにして、こころをひとつにしてがんばったから

いまのにっぽんがあるのです。

 それはとてもほこらしいことです。

みなさんは、おとうさん、おかあさんをたいせつにして、きょうだい、しまいはたすけあいましょう。

おとうさん、おかあさんはなかよくしましょう。

ともだちはたいせつにして、いじわるをしたり、うそをいってはなりません。

いばったりじまんしたりせずに、こまっているひとがいたら、たすけてあげましょう。

べんきょうはなまけずに、いろいろなことをおぼえたり、かんがえたりして、かしこくなりましょう。

ひとのことをうらやましがったり、ひがんだりせずに、すすんでみんなのためになることをしましょう。

ずるしたりせずに、きまりはきちんとまもりましょう。

もし、たいへんなことがおこったら、ゆうきをだしてみんなのためにはたらきましょう。

このおやくそくはずっとむかしから、みんながだいじにしてきました。

みんながおおきくなっても、がいこくでもかわらないほんとうにだいじなことですから、みなさんも、このおやくそくをまもって、りっぱなひとになりましょう。

 

  これが、明治23年に日本が世界を相手に立ちあがり、近代国家として変革してゆくときに忘れてはならない心の在り方を教えた教育勅語の内容です。

明治天皇は、何よりも大事なのが「教育」だとお考えになり、国民に日本人としての心構えを説かれました。

終戦後昭和20年12月、何の審議もされずGHQによってこの教育勅語は廃止されたのです。

戦前は、すべてのことが悪だったという、自虐史観が始まりました。

教育勅語が軍国思想だ、日本が悪くなったのは教育勅語の洗脳教育だと言う人がときどきいるのですが、誰一人として教育勅語を読んで、意味を知ってる人はいませんでした。

 

 ワシは、ワシの意見が正しいと言うつもりはありませんが、どう読んでも素晴らしい文章だと思うし、アメリカがウーマンリブやヒッピーが溢れ、なんでも自由だと叫びフリーセックス、麻薬が蔓延する時代、レーガン大統領が道徳教育に取り組み、高校に制服を取り戻し、なんと、英訳した教育勅語をテキストにしたことを知ってビックリ!!

 

 まん中は、左より右の方です。

どっちでもいいのですが、ワシは本当のことが知りたいだけです。

 

 新聞で信じていいのは、日付だけ

 

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