赤塚高仁ブログ

ナガタ・ナガサキ

2013.08.30

「赤心慶福」という言葉があります。

幼な子のような偽りのない純粋な心が「赤心」、そこに「慶福」(喜び)がやってくるという意味だそうです。

神宮参拝のご褒美に戴く美味しいお餅も、ここから名前がつけられました。

でも、ワシらは日本に生まれたのに神話も知らず、

ワシは伊勢の国に生まれたのに天照大神のことも伊勢の神宮のことも教えられてきませんでした。

高校の入学式での国歌斉唱率では三重県はダントツのビリで、なんと1.6%(平成十年のデーター)三重の常識は日本の非常識。

いいかげんにしろ日教組と言いたいですわ。

「民族の歴史と民族心を忘れた民族は必ず滅ぶ」ユダヤの格言が胸を刺します。

 

ところで、ニニギノミコトはアマテラスから三種の神器と稲穂を授かり天孫降臨されました。

 

「豊葦原の瑞穂の国は、わが子孫の君たるべき国なり。行きて治せ、天つ日嗣ぎの隆えまさんこと、天地ともに窮無かるべし」

 

ニニギノミコトの曾孫、カムヤマトイワレビコノミコトが日本を建国し、初代天皇となってから今日まで2673年が経ちます。

世界に200近い独立国家がありますが、日本は同一血縁の王家が125代も続いている唯一の国なのです。すごい国なのです。

その建国の父である神武天皇から数えて11代垂仁天皇の娘、倭姫は二十数年諸国を旅し、伊勢の五十鈴川のほとりを永久の大宮処と定め天照大神に鎮座していただきました。

 

 旧約聖書・創世記に人類最初の殺人はアダムとイブの子、カインの嫉妬による弟アベル殺しとあります。

しかし、我が国では優秀な姉アマテラスといつも比べられ屈折し、荒ぶるスサノオでしたが、終にはアマテラスとは和解しました。

光と闇との戦いの中で両者が勝利者となる真の和解。

和解により安定し、大和となりました。

「和を以って尊しとなす」大和こころの土壌はそこに生まれたのでしょうか。

アマテラスからの声が聞こえるようです。

 

「ナガタ・ナガサキ・・・ナガタとは、汝が楽しい。あなたが楽しいと思ってくれることが私の幸せ。

ナガサキは、汝が幸い。あなたが幸せになるために、私は何をさせてもらうか。自己主張するのでなく「ゆずる」

この生き方こそが天地を貫く幸せの原理だ。

他人の幸せを奪ってでも自分さえ良ければいいと勘違いしてゆく。

しかし、魂は自分だけが良くても本当の幸せを感じることはない。

人間の魂は、他人を幸せにすること、感謝され、人が幸せになる姿を見て幸せを感じるようになっている。

何故なら、人はヒ・霊、ト・止。神の霊が肉体に留まっている存在だから。

分け御霊、ヒトは神の宮なのだ。この宮を貶め、神に背を向けることが「自殺」であり「罪」なのだ。

伊勢がダメになったら日本がダメになる。

日本がダメになったら世界がダメになる。」

 

 静かな呼びかけが、今も魂の中に響いてくるようです。

 

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