伝道の書
毎朝 6:30から幕屋に行き、聖書を読み、祈る日々が続いています。
旧約聖書は、創世記から始まって、詩篇150篇読み終えて、今朝読んだところは「伝道の書」9章でした。
3000年も前に書かれた一冊の本が、いまも世界中で読み続けられていることに驚かされます。
本当のことであり、きっと人は何も変わっていなのだと思わされます。
生まれてから、死ぬまでの間のひととき、本当の喜びの中で暮らせたらどんなに幸せでしょう。
聖書には、先人たちからのメッセージが満ち満ちているようです。
今日一日が、確かであれと願いつつ
伝道の書9章です・・・
わたしはこのすべての事に心を用いて、このすべての事を明らかにしようとした。
すなわち正しい者と賢い者、および彼らのわざが、神の手にあることを明らかにしようとした。
愛するか憎むかは人にはわからない。
彼らの前にあるすべてのことは空である。
すべての人に臨むところは、みな同様である。
正しい者にも正しくない者にも、善良な者にも悪い者にも、清い者にも汚れた者にも、犠牲をささげる者にも、犠牲をささげない者にも、その臨むところは同様である。
善良な人も罪びとも異なることはない。誓いをなす者も、誓いをなすことを恐れる者も異なることはない。
すべての人に同一に臨むのは、日の下に行われるすべての事のうちの悪事である。
また人の心は悪に満ち、その生きている間は、狂気がその心のうちにあり、その後は死者のもとに行くのである。
すべて生ける者に連なる者には望みがある。
生ける犬は、死せるししにまさるからである。
生きている者は死ぬべき事を知っている。
しかし死者は何事をも知らない、また、もはや報いを受けることもない。
その記憶に残る事がらさえも、ついに忘れられる。
その愛も、憎しみも、ねたみも、すでに消えうせて、彼らはもはや日の下に行われるすべての事に、永久にかかわることがない。
あなたは行って、喜びをもってあなたのパンを食べ、楽しい心をもってあなたの酒を飲むがよい。
神はすでに、あなたのわざをよみせられたからである。
あなたの衣を常に白くせよ。あなたの頭に油を絶やすな。
日の下で神から賜わったあなたの空なる命の日の間、あなたはその愛する妻と共に楽しく暮すがよい。
これはあなたが世にあってうける分、あなたが日の下で労する労苦によって得るものだからである。
すべてあなたの手のなしうる事は、力をつくしてなせ。
あなたの行く陰府には、わざも、計略も、知識も、知恵もないからである。
わたしはまた日の下を見たが、必ずしも速い者が競走に勝つのではなく、強い者が戦いに勝つのでもない。
また賢い者がパンを得るのでもなく、さとき者が富を得るのでもない。
また知識ある者が恵みを得るのでもない。
しかし時と災難はすべての人に臨む。
人はその時を知らない。
魚がわざわいの網にかかり、鳥がわなにかかるように、人の子らもわざわいの時が突然彼らに臨む時、それにかかるのである。
またわたしは日の下にこのような知恵の例を見た。これはわたしにとって大きな事である。
そこでわたしは言う、「知恵は力にまさる。しかしかの貧しい人の知恵は軽んぜられ、その言葉は聞かれなかった」。
静かに聞かれる知者の言葉は、愚かな者の中のつかさたる者の叫びにまさる。
知恵は戦いの武器にまさる。しかし、ひとりの罪びとは多くの良きわざを滅ぼす