赤塚高仁ブログ

新たなる20年に

2013.10.01

 ある作家の言葉が今朝の新聞に載っていました。

「・・・恥ずかしながら、かつては左翼でした。

ところが、還暦を迎えた時、初めて伊勢神宮に参拝し

一遍にかわってしまいました・・・」

 

 先日も70歳になるまで、伊勢神宮を参ったことがなかったと仰る方を案内しました。

参拝を終え、宇治橋で「これでやっと日本人になれた気がします」 と言われました。

 

伊勢の神域には、言葉にせずとも「やまとこころ」のすごさを魂に打ち込む霊的エネルギーがあります。

左翼思想など雲散霧消するでしょう。

伊勢神宮を訪れた人なら、日本人、外国人を問わず共有できる体験と思えます。

 

 世界的な建築家、ブルーノ・タウトも、ナチスのドイツから亡命し、来日した際、

桂離宮などの建築物を見たり美術品を見て回り 「ニッポン」という本を著しています。

伊勢神宮について 「日本が世界に贈った総てのものの源泉」と絶賛しています。

大建築家の目で、「日本の国土から、土壌から生い立ったのであって、いわば稲田の作事小屋や農家の結晶であり・・・」

と、伊勢神宮を稲作文化の象徴とみていることが素晴らしいと思うのです。

やはり、魚に水が見えないように、日本人には日本が見えないのでしょうか。

式年遷宮のことにもふれて、「何という崇高な、全く独特な考え方が現れていることであろう!」と

 

 今日、午後8時 遷御の儀が行われます。

招待されていませんので、ワシは神宮境内には入ることはできませんが

心を飛ばして、「日本よ永遠なれ!」と祈り、皇大神宮のエネルギーにつながりたいと願わされるのです。

 

 ぜひ、そんなふうな時間、今夜はもってみてくださいませんか?

きっと、言葉にできない「やまとこころ」のスイッチがオンになりますから・・・

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