ワシらの遷宮
「人のことに腹が立ったり、
その逆に、人を羨んだり妬んだりするとき
その相手には、まったく原因はありません。
100%相手に問題はありません。
ただ、高仁さん、あなたが、本来生きるべきあなたを生きていないとき
そのシグナルとして、相手にそれが見えるのです」
ワシのメンターからの言葉です。
10月2日、夜、滋賀は比叡平にある行動科学研究所でミーティングがもたれました。
赤塚建設スタッフに、入江芳憲さん、浪岡昭さん、そして岩田静治先生、岩田洋治先生。
先生は、フランスパンを焼き、トウモロコシ、ソーセージにメチャクチャ美味しいスペアリブを作って待っていてくださいました。
サラダとスープも絶品でした。
庭で火を熾し、エネルギーあふれる食事をふるまってくださいました。
「国家であろうと会社であろうと、組織でも個人でも、新しい次元に進もうとするとき必ず『崩壊』を通らなければならない。
手放すこと、失うこと、捨てることなくしては、新しい道を歩けない。
入江さんも浪岡さんも、赤塚建設を離れたからこそ見えてくる風景があるでしょう。
だからこそ、新しいカタチで、依存と甘えを超えて逞しく繋がる時がきている。
今日が、その始まりや」
と、話してくださり、ワシら一人一人も胸の中の「ホント」を伝え合いました。
なんのために会社は存在するのか、自分は何のために生かされているのか、
改めて見つめ、生きていることのなつかしさに、ふっと胸が熱くなりました。
そして、どうして胸が熱くなるのか、何も言わなくてもわかりあえる仲間であることを
しみじみかみしめるひとときでもありました。
社員だった仲間が、事業者となって再び出逢い、そしてつながってゆく。
伊勢では遷御の儀が執り行われ、皇居では遥拝の儀がなされている時間に、
ワシらの心の宮も清められて、赦されていったのかも知れません。
生かしていただいてありがとうございます