難しいことを簡単に
2013.10.20
一所懸命説明してゆくうちに、お客さま だんだん引いてゆかれることあります。
きっとわかってもらっていると信じていても、ちっとも伝わっていないのもよくあることで。
難しいことをわかりやすく伝える。
わかりやすさって、親切です。
糸川博士のご自宅で、アインシュタインの相対性理論の説明を受けたことがあります。
電車の中でキャッチボールをする
電車の屋根でキャッチボールをする
なんだか、そんな状況のなかでボールがどうのこうのと・・・
話を聞いてる時は、へーーーーそんな簡単なことなんや、相対性理論って、と
思ったのでありますが、誰かに伝えようとしたらダメでした。
ワシができることと言えば、誰でもわかる簡単なことを、誰にもわからないくらい難しくすることかも知れません。
「これはこんなにすごいんです」「ここが違うんです」とたくさん広告に書いたりします。
でも、内容や値段が伝わってないことも多いようです。
作ってる方としては、「熱い想い」でいっぱいです。
でも、何がいいたいのか分からない。
これは、親切ではありません。
親切とは、わかりやすさでしょうか。
難しいことを一所懸命、噛み砕いて易しく話す・・・これって愛ですよね。
ときどき、難しい話を難しいままで、なおさら難しく話している人がいます。
まだ、人に伝える段階ではないのかも知れません。
本当に自分の腑に落ちて、そうか!ってわかったら、どんな風にでも伝えることできますもの。
「わかりやすく伝える」 それが仕事をすること、伝えているうちに自分もわくわくしてくる・・・
そんな天職に生きることが無上の喜びと言えましょうか