プロとはプロセス
さすがは、ワシらの親方
ちゃんとブログには目を通してくださっているのです、
あさはかな善人だとうぬぼれそうになったワシに、実に安心のお言葉。
ありがたき幸せでございます。
天才は天才を知る。
悪人は悪人を知るでございます。
それは、さておき
昨日は大阪での安藤塾。
安藤先生の28年前の日々の行動分析を見せていただきました。
年間40棟の契約をとり、日本住宅業界で右に出るものがいないほどのトップセールス。
その秘訣は、愚直なまでに当たり前のことを当たり前にやり続ける、安藤先生のプロとしての考え方。
ただひとこと、すごすぎます。
10年・・・偉大なり
20年・・・畏るべし
30年・・・歴史になる
いともたやすく話してくれるひとつひとつが、実はとんでもないレベルのことばかり。
17年前に安藤先生に教えていただき、安藤先生の師匠に指導してもらいました。
安藤先生なら当たり前にできることのどれひとつもできなかった赤塚でした。
ただ、その指導のおかけで「定期借地権事業」を始めることができたので、まさに大恩人であります。
そんなことを思っていたら、「美し国」の菅家先生からのメール
「 ≪しっかり待つ。しっかり待たせる。≫
人間が本当の幸せを感じる時とはどのような時か。それは心から願っていることが叶えられた時に違いありません。
心の底からの願いは人間をして努力の継続、想いの継続をもたらします。即ちプロセスをきちんと踏むことなのです。
それは時間が発生するということになります。時間も空間も三次元世界のものです。四次元以上の世界には時間、空間などありません。
では何故、この世である三次元世界に時間、空間があるのでしょうか。
それは自己の成長のためであり、自己の表現のため、自己実現のため、宇宙より賜ったものなのです。
天は人間にプロセスを生きなさい、プロセスを味わいなさいとメッセージされています。
「プロ」とは実はプロセスのプロなのです。プロの主婦はプロセスのプロのこと、手抜きなどいたしません。プロスポーツマン、プロ経営者、プロサラリーマン、プロ料理人、プロ教師等々。
それは生命の成長、時間(プロセス)を生きているのです。
時間は人を育て、人を活かします。若し自分の欲しているもの、自分の願望がすぐ簡単に手に入るのであれば、決して人間成長はできませんし、幸福感は乏しいのです。
「待った甲斐があった」「待てば甘露(海路)の日和あり」という言葉があります。待つことによってもたらされるものは「価値の発生」です。
苦労して手に入れたものこそ自己成長の結果であり自らの実力となるのです。簡単に手に入ったと喜んでいるうちは「虚」の世界であり、いつどうなるか判らないものなのです。
だから子供がたとえ何かを欲求してもすぐそれを与えてはならないのです。「しっかり待たせる」ことが重要なのです。それにより与えられたものに大きな「価値」が発生します。
得た時の喜びは計り知れません。その価値が判ったとき、人間は心から感謝できるのであり、それを大切にし続けるのです。
徳川家康は「待つ」ことの達人でした。だから江戸二百六十年磐石の時代があったのです。「待つ力」の無い人は物事を成就達成などできません。
それはプロセス軽視であり、価値の発生が望めず感謝の心が育たないからです。
合掌 かむながらありがとうございます。
菅家 一比古 」
プロとはプロセス
今日一日、そのこと意識して歩きます。