アンカーハウジングのかずみちゃん
2000年3月に出会ったアンカーハウジングの吉山カズミさん。
いつの間にか13年もの年月が流れたのですね。
いつも突然やってきて、大きな声で笑って話して、風のように去っていきます。
カズミさんは、ワシと同じ歳だけど、カズミさんは33年前にロサンゼルスに行き、アメリカで建築会社を興しました。
「美しくなければ家ではない」
日本の家を美しく、街並みを美しくしたい、そう願って日本にやってきました。
淡路島の津名町の町営住宅30棟の仕事は、阪神大震災のあとの復興事業ですが、驚くべき世界標準の街並みが出現しました。
彼は、素晴らしい家を日本各地に作りましたが、どこまでいっても『点』
立派な家、一軒造っても美しい街はできない・・・
土地の値段が高い日本では、アメリカのような美しい街は無理なのか・・・と悩みました。
そんなとき
ワシは、土地を買わずに家を建てる「定期借地」を事業化したものの、圧倒的に素敵な家を提案できず行き詰まっていました。
そんな二人が、新宿で出会い、横浜で飲み、九州のモデルハウスを見て、提携することとなりました。
ロサンゼルスに社員さんも、職人さんも 何度も連れて行きました。
何十棟も津の町に建てました、定期借地権による世界標準のデザインの家。
カズミさんは、いつも同じ夢を語ります。
出会って13年、ずっとおんなじこと言い続けてます。
美しき大和の国づくりと、日本の住宅を変えたいって。
久しぶりにカズミさん津にやってきてくれました。
一緒に伊勢神宮に参拝しました。
車の中で話しました、たくさん話しました。
津駅の居酒屋さんで電車の時間までいっぱい話しました。
カズミさんは、グチ・悪口・文句・泣き言をいいません。
だから話すほどに元気になります。
北海道で新しい仕事が始まったそうです。
風のように全国を飛び回り、美しい家を作り続けているカズミさん。
縁って本当に不思議なものですね。
一緒に書いた本も、とても味わい深く思い出されます。
あ、 その本 在庫まだありますから よかったらプレゼントしますよ。