入江さん
2013.11.24
大学卒業以来ずっと、赤塚建設で活躍してくれていた入江芳徳さん。
20年近く共に過ごしましたが、今年独立し、住宅の細かなケアをしてまわる会社を起業されました。
ワシんとこのお客様、みんな入江さんのファンですから、いまでも彼にメンテナンスをお願いしています。
本当に小さなところに気配りのできる、素晴らしく優しい人だと、改めて思います。
久し振りにゆっくり話そうと、一杯やりました。
入江さんとふたりで飲んだのは、ずいぶん前のことだったように思えます。
彼が、大学生のころからの付き合いですから、いままですぐそばに、いつもいてくれました。
だから、そこにいるのが当たり前のことだと思い込んでいました。
知らず知らずのうちに、あたりまえが大きくなりすぎて、感謝ができず、
ワシは、傲慢に自分の感情を気ままにぶつけてしまっていたようですね。
よく怒りました。
あのころに戻って謝りたい・・・そんな気持ちになりました。
これも離れてみて初めて分かることなのかも知れません。
優しさとは、力のある立場の者が、その力を利用しないこと。
以前、小林正観さんからそんな風に聞かされたことがあります。
入江さんには、ワシは自分の立場を利用して、自分の感情のままに怒ってたのだな。
だから、ちっとも優しくなかったのだと今頃きづかされました。
いま、しみじみ一緒に酒を飲み、この人と出会えてよかったと思います。
人と人との出会いには、いきさつを超えた大きな力が働いているのでしょうか。
新しい関係性の中で、ともに役に立てる繋がりをたくましく築いてゆきたいものだと思わされています。