創世記、伊勢物語
地鎮祭でした。
伊勢のお膝元、斎宮駅からほど近いところ、
今野華都子さんが、日本人にやまとこころを伝えるための道場を建築されます。
全国から多くの人々が、今野さんに会い行く場所であり、心の癒しと、魂が本当のことを思い出す場になるのです。
大きな物語の生まれる場を、赤塚建設が特命で受注させてさせて頂きました。
急遽のことでしたし、宮司さん、かつこ姉とワシの三人きりの地鎮祭。
古い建物の改築ですが、祈りによって命が吹き込まれてゆくのを感じます。
さて、地鎮祭、屋内での祈祷が終わった後、建物の外をお祓いに行きました。
華都子姉さん、祝詞を記録するためにビデオをセットしてましたが、外に皆出てしまい、無人の室内を写すばかり、モッタイナイなぁーと思いながらも、
ビデオを止めること出来ずに、とりあえず、外から部屋に入り、地鎮祭はおわりました。
ひと息ついて、コメダコーヒーでお茶をしながら撮ったばかりのビデオを見てました。
誰もいない部屋の場面が延々と続きます。
かつこ姉と、二人で「これは編集でカットしないといけないね」と言い合いながら画面を見ていると、「あっ!何かが動いた!!」叫ぶ姉
え、何かが写ってる?
・・・・ あ、
無人のはずの室内に写っていたもの、ここには書けないですが、
どうか、やまとこころを伝える道場が出来上がったら訪ねてください。
驚くべき奇蹟のシーン、そこで見せて見せてもらえるはずです。
かつこ姉とご近所への挨拶回りを終えて、ふと見上げる空が一面にわかにかき曇り、
雪が降りそうなほど真っ黒になったではありませんか。
伊勢に雪が降るなんてこと、あり得ないし。
と、二人が見ている目前の黒雲の中から、巨大な虹の柱が立ち上がりました。
思わず顔を見合わせる二人。
あ、写真を撮らなきゃと思った瞬間、虹は消え去りました。
聖書、創世記の9章に、ノアの方舟の物語があります。
大洪水で、地上を洗い清めた神が、信仰の人ノアにこう言って約束をしました。
「二度と洪水で世界を滅ぼすことはしない。
わたしは、いつもお前たちと共にある。
わたしが、共にいる証しとして、わたしは、雲の中に虹を置く」と
この聖書の話をワシは、かつこ姉にしました。
夜になってから、今野華都子姉から電話あって、こんなことを聞かされました。
「こうじさん、仙台で小さな部屋でエステの仕事を始めた時につけた名前、
ノアコーポレーションって言うのよ。
私が、伊勢に移り住むことも、今日地鎮祭をすることも、あらかじめ決められたことだったのね」
神風の国、伊勢は世界に光を放つ灯明台となることでしょう。
ワシは、一人でも多くの人を聖地に導かせていただきたいと願わされてならないのです。