赤塚高仁ブログ

モデルハウスと展示場

2012.03.10

 Eさんという若い男性からお電話をいただきました。

「インターネットでみました、モデルハウスを見せてください」

 

 ワシの会社は、モデルハウスを持っておりません。

大手ハウスメーカーさんは、6000万円くらいかけて住宅展示場にモデルハウスを建てて、

毎月何百万円も出展料を払って、ものすごく高いパンフレットを惜しげもなく何冊も綺麗なカバンに入れて

にっこり笑ってプレゼントしてくださいます。

ゴレンジャーショウ(ちょっと古いか)も連休とかにやってますね。

綿菓子や焼きそばもあって、ちょっとしたテーマパークでございます。

モデルハウスは、5年もすると建替えられます。 壊され、粗大ゴミになります。

ときどき、展示場00万円でお譲りします、限定1名様・・なんて広告出たりします。

 でも、経理上は減価償却終わって「タダ」の建物。

あるメーカーの人に聞いたら、展示場で50軒の契約が取れたら、その展示場は元が取れるって。

5年で約1億の投資したものが元が取れるということは、一契約ごとに200万円か・・・

それって、お客様の負担じゃありませんか

 

 インターネットのお客様は、奥様と二人でお越しになりました。

ワシの娘と同じ名前の奥様は、娘と一つ違いの若い教師さんでした。

絶対幸せになってもらいたい、無駄なお金を使わせたくない、素敵な空間で子育てをしてもらいたい。

 

 気がついたら二時間、語っていました。

どんなことがあっても「神様が宿る家」に住んでもらわなければ、罪だ

だって、本当にハウスメーカーの家は酷過ぎるのです。

要らないことにお金をかけすぎだわ、ホンマ

肝心の材料が三等品以下だから、アメリカ人に「高い仮設住宅だ」と言われてしまう。

 

 出会いの機会がひとつでも多く生まれますようにと、祈りを込めて、今日もこうしてブログを書きます。

 

 

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