神的経営
大好きな、まるかんの一人さんこんなふうに言ってくれました。
この世の中で、一番大切なことは、女はきれいになる。
男は、きれいな女を連れて歩く。
これ以上いい事って、ないんです。 これを「神的経営」って私は言っています。
「神的経営」とは、立派なことを言うことじゃありません。
神が人間につけてくれた「欲」を大切にして生きるということです。
ここに、一軒のお店があるとします。
このお店が、「人々の役に立つお店」だったら絶対に繁盛します。
でも、最初の目的は、違ってました。
「この店で金儲けて、外車でも買って、隣りにいい女乗せて走るんだ」って考えていたとします。
それで、いいんです。
金儲けしたくて商売始めても、とりあえず、お客さんに来てももらわなきゃいけない。
だって、お客さんが来ないと、お金は入ってきませんからね。
お客さんが最初に一回来たら、そのお客さんに二回目も来てもらいたい。
次は、ちょくちょく来てもらいたい。ずっと来てもらいたい。
ずっと来てもらうには、人々のお役に立つ店にしなきゃならない。
そう思った時、店主は「どうしたらお役にたてるかな」って真剣に考え出すんです。
だから、最初は「欲」でいいんです。
しっかり金儲けを考えることは大事なことなんです。
それができないと、家賃も払えません。社員の給料も払えません。税金も払えません。
この店主の気持ちをビルにたとえると、一階の入り口は「欲」。
その上の上にある、四階くらいが「人々のお役に立ちたい」っていう気持ち。
でも、いきなりその四階にあることから、話し出す人がいます。
「人々のお役に立つために、この商売始めました」って。
四階から建つビルって、あるんでしょうか?
あのとんがったスカイツリーだって、必ず下に基礎があるんですよ。
基礎って、欲のことです。
最初は神がつけてくれた欲から始まるんですよ。
その欲から始まって、一所懸命やってると、「欲ばっかり出しててもうまくいかないな」ってことがわかってくるんです。
欲をちゃんと出しながら、「これじゃダメだ」「ここを、こうしよう」って成長してゆくのが正しいんです。
立派なことだけって言ってる人って、意外となんにもできない人が多いんですよ。
立派なこと言うばかりじゃ、成り立たないんですよ。
最初は欲で始めても、そのうち、名誉なんかが欲しくなると、立派なことを言うようになります。
それで、いいんです。
それこそが「神的経営」です。
世間が言ってるのは「道徳的経営」なんです。
神がつけてくれた、自分の欲を大切にしましょう。
神がつけてくれたものに、一つも無駄はありません。
一人さんも毒裁将軍さんも、成功する人はセオリーが同じ、原理原則ですね。
能書きおやぢ、今日も能書きたれて、「欲」と仲良く道連れに、まずは外車を買うことからですな。