やましたひでこさん
テンプルビューティフルの社長、光田菜央子さんは、ちいさなスプーンお嬢さん。(ここちょっと気を遣ってます)
ワシの魂の兄弟、光田秀さんの妹だけど、スプーンみたいに人のことかき回す。
・・・ん~ かき混ぜると言った方が適切でしょうか。
ビジネスの才覚も素晴らしく、お店も大繁盛だし、お客様のレベルもメチャクチャ高いのです。
出逢いの不思議は、このブログを読んでいただくとして。
笑顔のとっても素敵なこの方から、「お友達になってもらえます?」と
ワシは、とんでもない人見知りでして、へらへら笑いながら緊張し、根アカのふりして芯のクラい自分をごまかして生きてきましたが、
本当は、人と会うのすごく苦手なんですね。
神経磨り減るほど、気を遣うし。
ところが、初めてお会いするのに、こんなに懐かしい気持ちにさせてくださる方はめったにおらず、名刺を交換させていただきました。
「断捨離・やましたひでこ」 と書かれてました。
これまでに出された本は、250万部を超えるミリオンセラー作家!
なんなのでしょう、この方のごきげんなオーラは、と思いましたね。
断捨離とは、片づけ術の一つくらいに思っていたワシは、さっそく彼女の「自在力」という新しい本を買ってきました。
いやーーーーびっくり!
モノと自分との関係性を見つめ、自分の立ち位置を発見する宝探しの地図だったのです。
この「自在力」
どうして人が、モノや金にしがみつくのか・・・それは、不安だから。
いまの日本の社会や世の中は、どの分野でも過剰による行き詰まりばかり。
モノも過剰、情報も過剰、栄養も過剰ですね。
多分、過食も不安だからおきるのでしょう。
ないと「不安」という思考で溜めこんだモノたち、不安な気持ちを表す証拠品の数々。
断捨離とは、住まいにおけるモノの引き算なのです。
そして、それはおもしろいことに、引いた分だけ、ココロの足し算に変わってゆくようです。
不安がモノを抱かえこませるのなら、モノを手放してこそ、不安も手放せるという逆転の発想ですね。
断捨離とは、見える世界を動かして、思考や感情や性格という「見えない世界」を動かす凄い行動科学だったのです。
そうですよね、自分のまわりのすべては「自分の想いの変化体」です。
これらを 「私が使いたいのか」と問い、自分軸を明らかにし、
「いま使いたいのか」と問い、時間軸をはっきりさせるのです。
すると、人生に加速度的な変化をもたらすことができると、やましたさんは言います。
なぜか捨てられないモノ・・・これは「見える世界」ですが、「悩み」「病み」も精神世界、身体状態、捨てられないがゆえに引きずる観念の現れなのです。
本質を見据えてゆくと、根っこは同じだから、自分自身の前提条件を見直すのです。
やましたさんは、ヨガの達人で、呼吸の大切さを説いています。
だから、呼吸も吸う前に、吐く。
吐けば、自然に吸える。
気づけば、吐くことをしないで、吸ってばかりいたワシです。
明けても暮れても、モノを手に入れ所有することばかりにかまけてきたワシ。
断捨離とは、「ただ捨てること」ではなく、正常な呼吸を取り戻すこと。
「取り入れる前に、まず手放すこと。それは生命のメカニズム」 要するに、その自覚がなかったということですわ。
知らず知らずのうちに、自分を蝕んでいたのですね。
この宇宙でたったひとつのユニークな存在である「ワシ」を嫌っちゃいけません。
「自在力」は、いまワシが実践すべきことが知らされた天からのメッセージです。
さっそく断捨離じゃ! いつかそのうち使うだろうと思ってたもの、誰かにあげようと思っていたもの、捨てよう。
そして、「空間」を創ろう。 きっと、この「間」に神様が宿ってくださるから。
この出会い、まさに神業だわ。