旧暦の新年あけましておめでとうございます。
新春の集いで修養団を訪ねたとき、武田所長と 「久し振りに一杯やりませんか」と話し、
では、研修が空いている29日の夜、宇治山田で待ち合わせしましょうということになりました。
福島出身の武田所長、地元福島のとっても美味しいお酒を用意してくださって、二人だけで語り合うひとときでした。
思えば、12年前 娘のまほちゃん先生が一年間アメリカに留学をしたとき、
「あなたの国は、いつ誰がつくったの?」と聞かれ、答えられなかったという出来事がきっかけでしたね。
帰国したマホちゃん先生に「お父さん、教えて」と問われたワシが、日本のことを何も知らないということに愕然とさせられたのでした。
世界中で、自分の国の成り立ちを教えないのは日本だけです。
祖国に誇りを持てないような教育をし、国旗や国歌を教師が否定する国も日本だけです。
祖国の建国の歴史も知らないまま、42歳になってしまっていたワシですが、
民族の歴史を知らないということは、日本人ではなかったのだと気づいた時はショックでした。
遅ればせながら、神話や歴史を学び始め、日本という国は本当に素晴らしい国なんだと知りました。
そして、伊勢に導かれ、修養団との御縁も深くさせていただいていったのでした。
修養団の武田所長とは、ほぼ同い年で、学年が所長がひとつ先輩になります。
同じ時代を生きてきて、共通の話題がいっぱいあって、何より日本のことが大好きで、美味しいお酒が飲めること、幸せでした。
忘年会をしようといいながら、できなかったけど、こうして会えてよかったね、と過ごしていましたら、
光田なおこさんから電話で、伊勢にいるって。
え、修養団の隣、神宮会館で仲間と集まってる? ちょっと、武田所長と一緒に顔を見に行くわ。
ということで、神宮会館410号室に行くと、なんだかすごいエネルギーで、人がいっぱい。
あら、 この方は、あのガラスの仮面の作者、美内すずえさん!
するとなんと、美内すずえさんから 「赤塚さんって水屋神社にもお堂を建てた赤塚さん?
まわりのいろんな人から名前を聞かされていて、いつどこで会えるのか楽しみにしてました」って。
ほんとうに気さくで、素敵な方です。
ところで、どうしてこんなに伊勢に集まっておられるのですか?
1月30日は、新月で旧暦の元旦?! 29日は、大みそか・・・すると、ワシと武田所長は忘年会やったわけか。
と、いうわけで、そのまま年越しをし、修養団に泊めていただき、早朝参拝をさせてもらいました。
日の出とともに開く、御神殿のミトビラ・・・ぎぎぎ・・・という音に、心の扉もひらかれたような思いです。
この日しかないと、二人で決めた約束でしたが、実はこの日に伊勢に来させられたのかも知れません。
導いてくださった、伊勢の神様ありがとうございます。
そして、新年おめでとうございます。 どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
いよいよ出逢いが次元上昇し、何かが加速しているようです。