かっこちゃん 卒業!
特別支援学校の教諭として数えきれない子供たちと接し、
だれも見つけることが出来なかったその子供の中に眠るおどろくべき能力を発見し、芽吹かせ、花咲かせてきた山元加津子さん。
だれもが彼女を「かっこちゃん」と呼んで、一度会えば忘れられない大切な人となります。
多くの卒業生を見送って来られたかっこちゃんが、見送られる立場に立ち、教員という職から退官されました。
学校の先生の仕事をし、家庭では妻であり母であり、休日は日本各地で講演をし、本を書き、映画に出演し、宮ぷーが倒れてからはほぼ毎日病院で命がけのリハビリを続けてこられました。
ワシの机の引き出しに、いつもかっこちゃんからの手紙が入れてあります。
心が疲れた時に、この手紙を見るだけでエネルギーが立ちあがってくるのです。
わら半紙にえんぴつで書いてくれた手紙は、「教育相談担当教員が行う教育相談」と書かれた用紙の裏。
きっとたいくつな会議の最中に書いてくれたんですね。
「 赤塚さん
今日は出張です。
イスラエルの旅が近づいてきました。 赤塚さんがコーディネートしてくださった旅のことを何度も思い出します。
神様が行かせてくださったとしか思えない旅でしたね。
考えたら、赤塚さんとの出会いも神様がくださったとしか思えない気がします。
阪根さん(ペルー天野博物館)がこられると勘違いして、前日に出雲に来られた赤塚さんとお話して、私は急に腹心の友と出会えたと感じました。
赤塚さん以外には使ったことのない言葉です。
赤塚さんが6月にモナの本のことで電話をくださって、一緒にバリ島を旅して、イスラエルへの旅が思いもしなかったことなのにぐいぐい引っ張られるように決まっていきました。
レバノンとの戦争が始まってバラさんがガイドしてくださることになって、今では私たちの大切な仲間。
あの旅で私は、神様とつながること原始脳についてすごく考えました。
その原始脳である脳幹の出血をして宮ぷーが倒れたのもやはり守られてあったのだという気がしてなりません。
赤塚さん、どんな中にいても私たちは幸せであることを、この頃よく思います。
地震も必要でおこったのか今はわかりませんが、でもなにもかも神様がくださったもの。
手を広げて受けとめていきたいです。
赤塚さん、大好きです。 かつこ 」
日本のマザーテレサ、かっこちゃん!
いよいよここから天の喜ばれる働きが大きく始まるのですね。
特定の宗教や、信仰を口にせず、これほどまでに神様を現す方にはお目にかかれません。
逢いたくてたまらないので、金沢に行こうっと。
もう一度、大切なことを思い出すためにも。