やまとこころの道場うごきだしました。
魂の我が姉の伊勢道場、動き出しました。
全国各地から心ある仲間が集い、やまとこころを磨く学びの場としての命が吹き込まれました。
去年の暮れにはまだまだ「廃墟」と呼ぶのがふさわしい有様でしたが、
建物が光を放っているようにも感じられるのは、ワシだけではないでしょう。
第一回目の講演は、元神宮神官さま。
40数年にわたり、神宮をまもり、御神事を執り行ってこられた方です。
三節祭のときにどのように身を清めておられるのか、
ご遷宮の際はどうなのか・・ ふだん聞くことのできない神道の本当のこと、聞かせていただきました。
拍手(かしわで)は、ふつう二度ですが、大切な御祭のときに「八度拝」といって、八回打つのです。
神嘗祭や月嘗祭のときにワシも見聞きしたことがあります。
そのとき、位の高い神官になると、拍手の音を聞いただけで、打った人の身の清まり具合、心の状態、
魂のあり方まで感じ取れるのだそうです。
真夜中に御神事が終ると、呼ばれるのです。
拍手が乱れた人が。
呼び出されても、具体的に注意されることはありません。
なぜ呼ばれたか、呼ばれた人はわかり、ただ一言「はい」と応えるのです。
精進潔斎、すべてが拍手に現れ、それを人間の言葉ではなく神にささげる言の葉とする世界。
我が国の信仰の深さを知らされるお話をいただきました。
何か質問を・・・と、言われましたので、あつかましくも拍手を打ってくださいませんか、とお願いしました。
笑顔で 「パン」 と
場の空気が一変、 涼やかな風が心に吹きました。
これがヤマトのこころ。
やまとこころの道場に、毎月来てくださり、もっともっと深く神宮のこと、神道のこと教えてくださいます。
華都子姉さんの古事記の勉強会も月例で学べます。
やまとこころの道場は、新しい時代にむけてすべての人の魂に眠る「母性」の目覚めを促してゆくことでしょう。
6月には、船井勝仁さんも講演にきてくださいます。
道場の第二期改修工事、いよいよ始まります。
魂を込めて、かからせていただきます。