赤塚高仁ブログ

誠実に生きるということ

2012.03.25

あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは もっとちゃ
んとカバーをかけて 神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう 

あなたがドアを出て行くのを見るのが 最後だとわかっていたら わたしは あなたを抱きし
めてキスをして そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう 

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが 最後だとわかっていたら わたしは その一部始
終をビデオにとって 毎日繰り返し見ただろう 

確かに いつも明日は やってくる 

見過ごしたことも取り返せる やりまちがったことも やり直す機会が いつでも与えられている

「あなたを愛してる」と言うことは いつだってできるし

「何か手伝おうか?」と声をかけることも いつだってできる

 でも もしそれがわたしの勘違いで 今日で全てが終わるとしたら わたしは 
今日 どんなにあなたを愛しているか 伝えたい 

そして私達は 忘れないようにしたい

 若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも約束されていないのだということを

 愛する人を抱きしめるのは 今日が最後になるかもしれないことを 

明日が来るのを待っているなら 今日でもいいはず 

もし明日が来ないとしたら あなたは今日を後悔するだろうから

 微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと 

忙しさを理由に その人の最後の願いとなってしまったことを どうして してあげられなかったのかと

 だから 今日 あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう

 そして その人を愛していること

 いつでも いつまでも大切な存在だと言うことを そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や 「気にしないで」を伝える時を持とう 

そうすれば もし明日が来ないとしても あなたは今日を後悔しないだろうから 

 ローラ ホートン(訳:佐川 睦)

 

とてもこんな風に生きられてはいないけど、大事なことを思い出しながら歩きたいという願いは持っています。

 

今日は、岐阜の金神社で講演です。

日本の神話を語ります。 日本人であることの懐かしさに、ふと胸が熱くなる・・・

待ってくださっている人があることの幸いをかみ締め、力を出し切ります。

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