赤塚高仁ブログ

言の葉塾

2014.08.08

 「日本語が乱れたら国力が落ちる」

凛とした姿で、そんなふうに話してくれる吉元由美さんhttp://www.yoshimotoyumi.com/life-artist/です。

 

 魂の兄弟、日本エドガーケイシー協会会長 光田秀さんhttp://edgarcayce.jp/の奥さんだと知った時はビックリしました。

あの「ジュピター」の作詞家であり、1000曲を超える歌詞を杏里、松田聖子をはじめとして多くの歌手の方々に提供している超がつく有名人。

本屋さんには吉元由美のコーナーがあるほどです。

しかも、とびきりの美人。

秀さんが津に由美さんを連れてこられた時には、眩しかったですねぇ、オーラが輝いていて。

 

 由美さんは、祖国日本を魂の底から愛する、美しいヤマト人です。

伊勢に参拝されるときは、ご一緒させていただきます。

去年は、由美さんの仲間を正式参拝に導かせていただきましたし、伊勢の神領民として一緒にお白石持ちにも参加しました。

真夏の炎天下、4キロの道のりをお白石を積んだ車を曳いて、神宮へと進んだこと生涯忘れないでしょう。

そして、夕暮れの皇大神宮の瑞垣の中の風景も魂に刻まれています。

遷宮が終わると、瑞垣の中は、天皇・皇后、両陛下のみが祈るところですから、入ることは許されません。

お白石に、「日本よ永遠なれ」と祈りを込めて捧げた同志が秀さん、由美さんなのです。

 

 吉元由美さんは、言葉のプロとして本当に美しいヤマトの言葉を取り戻そうと活動しておられます。

「自分の置かれたところで、自分のできることで、自分の役割を果たす」

まさに、一隅を照らす国の宝です。

その吉元由美さんが、私を言の葉塾の講師として招いてくださいました。

身に余る光栄です。

東京は渋谷、ヒカリエという素晴らしいビルのセミナールームに向かいました。

会場は満席、中には女優の宮崎ますみさんもおられました。

上からの力をいただいて、神様の霊の息吹が流れますようにと祈るように語らせていただきました。

力まないように、緩めること、そして、ゆるみまるくなった心の扉を開いてやまとこころが届きますようにと。

由美さんが、命がけで育んで来られた「場」ですから、参加されるお一人お一人の感性も高く、

私の言葉も、ぐいぐい引き出されてゆきました。

みなさんの魂に届いたでしょうか。

 由美さん、ご自身のフェイスブックに こんなふうに書いてくださっています。

 

昨日は「言の葉塾の十二ヶ月」八月特別講座。
大好きな赤塚さんをお招きして、やまとこころについてお話いただきました。
日本人は、日本の成り立ち、日本の神話を知りません。
戦後、そのように教育され、メディアの国を恥じるような報道によって、誇りを持つことができずに育ちました。

その結果が、今の社会の現状です。
そして、政治でも行政でも、もう誇りを失った日本人の心を取り返すことはできないでしょう。
日本語が乱れると国力が落ちる。...
それは軍事力でも経済力でもない、文化です。
そして、日本語が乱れると、政治家の口が軽くなるそうです。

昨日、赤塚さんは、私たちの国の神話を取り戻すことの大切さについて話してくださいました。

神話が今も生きているのは、世界中でも日本だけです。

天皇陛下の祈りによって護られていること。そして、パラオのペリュリュー島で、島民たちと生活を共にして来た日本軍がアメリカ軍を迎え撃つにあたり、島民すべてを島から移動させたこと。

パラオの人たちは、戦後日本のひとつの県に入れてほしい、と願ったそうです。
そのパラオの人たちの心の現れが、この国旗です。
これは、二年前にニューヨークの国連本部を訪れたとき、パラオの国旗が最初に目に入ったので撮りました。

青地に黄色い丸。青い海、そして黄色い丸は月です。
日本の国旗は太陽。そしてパラオの国旗には月。

参加してくださった多くの方が涙し、そして懇親会では大いに笑って、語りました。
私たちの神話を知ること。
国の成り立ちを知ること。
そして、美しい日本語を話すことで、その言霊を血肉にし、美しいエネルギーを伝えていくこと。

今の小学校、中学校の国語教育は、ただ文字を教えているだけ。
感性が育っていない。
日本語の美しさ、その成り立ち、その心を伝えることで、感性が育つのです。
こうして書いていると、じっとしていられなくなりますが、言の葉塾と、来年から本格的に授業を担当する大学で、ばしっと伝えていこうと思います。

赤塚さん、有り難うございました。」

 

   こちらこそ、感謝です! ありがとう! とメールすると

「赤塚さーーーん、本当にすばらしいお話をありがとうございました。

たくさんの感動をありがとうございました。

こんなふうに日本のことを語り伝えられる人は、日本に赤塚さんただひとりです。

皆さんもとても喜んでくださって、本当によかった。

おかげさまでいい会になりました。

秋には、伊勢ツアーをやりたいので、近日中に連絡しますね」 ですって(泣)。

 

  言の葉の達人は、言の葉で人を生かします。

美しいヤマトの言葉を取り戻し、豊かに 日本人として生きてゆきたいものですね。

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