美しくなければ家ではない
赤塚建設は、デザインをとても大切に考えています。
1999年からロサンゼルスのデザイナーと契約し、ミッションヒルズという定期借地の美しい街並みを創ってきました。
米国に行ったとき、ショックを受けたからです。
広い土地、大きな家、そして美しい街並み。
それらが、私たちと同じような所得の人たちの普通の家なのですから。
彼らは、「美しくなければ街ではない」と考えます。
そして、家は古くなっていっても、環境が成長し、より美しくなってゆくので価値が下がらない。
街並みをとても大事にします。
家のデザインとランドスケープのデザイン。
家を建てる前に、この二つのソフトにお金をかけるから実現する世界があるのです。
ところが、我が国では住宅は産業になってしまい、効率を追い求めるため文化の香りは消えていってしまいました。
量産ハウスメーカーは、無料でプランをしてくれます。
だから、建てる方もそれが当たり前になってしまっています。
家のデザインは、いわば住宅の心臓部です。
もしも、自分が心臓の手術をするというとき、タダでやるからという人に任せます?
命がけで名医を探し、どれだけお金がかかってもお願いしますという気持ちになりません?
ですから、LAのデザイナーにプランの依頼をすると、平面と立面のプランで1万ドル支払う必要があります。
しかも、5000ドルは先払いしないと鉛筆をもってもくれません。
本物のプロってそういうものです。
タダでデザインしますから、って間取りをつくるのはハウスメーカーの営業マンですね。 彼らはデザインのプロではありません。
建てる人は、言いたいことを言います・・・タダですから。
「はい、わかりました」と言われたように書き直してきます、プロじゃないですから。
そして、建ち上がった後・・・ こんなはずじゃなかった・・・
やがて、その営業マンは転勤になります。クレームの矛先をなくすために。
いま、赤塚建設は、ロサンゼルスのデザインをしっかり学び、美しさのポイントを習得したので、横浜と名古屋のデザイナーと提携してデザインを提供させていただいています。
暮らし方のインタビューをデザイナーとしっかりしていただけるのが大切ですから。
ロサンゼルスのデザイナーと直接アメリカまでいって打ち合わせたのは、2軒だけですし、ロスのデザイナーは津の現場に来ることできませんからね。
デザイン費は、30万円。
本当に安いです。
注文住宅並みのオリジナルプランが、驚くべき才能のデザイナーから提案してもらえるのですから。
普通知りあうことのできないレベルのデザイナーですから、赤塚の人脈をお金に換えたら途方もない価値だと思います。
さて、名古屋のデザイナーさんに25日は赤塚建設に来ていただきます。
プチセミナーの講師として、暮らし方とデザイン。
最先端の間取りの工夫と美しい家をみせてもらいます。
私の20年来の相棒であり、天才間取り士です。
今回のプチセミナーはものすごい価値あるひとときとなるでしょう。
おかげさまで、満席となりました。
きっと、目からウロコのセミナーとなります。
行動だけが運命を変える! どうぞ、お楽しみに。