うまくやろうという欲
とにかく小さいころから、人前に出るのが苦手でした。
人前で話す状況を思っただけで、ドキドキするし、めまいがしそうでした。
「みっともない」
「人にどう思われるか」
それが、無意識のうちに両親から植え込まれたトラウマになっていたのでしょうか。
だから、心配したのだと思います、結果がどうなるか。
また、結果が悪かったら、親をがっかりさせてしまう。
そして、その悪い結果を自分でコントロールできないという恐怖。
人がどう思うか・・・それこそ、人の心の中のことですから、自分がコントロールできません。
良く思われたいという欲、うまくやろうという欲、
これらが、心をカチカチにしてしまい「緊張」という状況に追い込むように思えます。
自分でどうにもできないことは、心配しないことですね。
開き直って、思い切って、ありのままの自分を出し切る。
その場で、できることを精一杯やってみる。
講演が終わるたびに、「ああ、あれも言わなかった、あれも言えなかった、あそこはこうするべきだった・・・」
始まる前には、「こうでなければならない、こうしなければいけない・・・」 思考が駆け巡ります。
でも、もういいのです。
そのときには、そのことが精一杯だったのですから。
55歳の私なら、大学受験に失敗し、浪人していた頃の自分に対していろんなアドバイスができます。
飛島建設に入社したばかりの自分に、言いたいこともあります。
やめておけばよかったことも、やったほうがよかったこともいっぱい思い浮かびます。
でも、もういいのです。
そのときには、そのことで精一杯。
だから、いま、ここに心を取り戻すのです。
実は、うまくやろうという欲は、未来の不安とつながっています。
うまくできなかったらどうしようという、心配です。
ネガティブな感情が、あたかも今 自分を支配している気になるのです。
いま、ここには不安も後悔も存在できません。
13年前にシリアのダマスカスで聞いたパウロの声、「お前をキリストの伝道に使う。 そのままのお前でいい、いつも私が一緒に行くから」
何故か泣けて泣けて、仕方無かったことを思い出します。
祈りつつ備えて参ります。
「どうぞ、神様、私を祝福の水路としてお使いください」
以来、ずっとそう祈ってきました。
何が起こってるのか、誰にもわかりません。
ただ、いいことが起こるように願うだけです。
今日も一軒、ご契約をいただきます。
そのあと、「舩井SAKIGAKEフォーラム」の準備の始まったパシフィコ横浜に向かいます。
「聖なる約束」先行販売、200冊だけ限定で届いています。
きれいねっと のブースで販売されるようです。
是非、早くお求めください。 きっとすぐに無くなってしまいますから。
舩井勝仁さんから 「 赤塚さんの小宇宙が昇華していくさまを見させていただきます。
私の小宇宙もSAKIGAKE-BITOの皆様の影響で、成長させていただけることを本当にありがたく存じています。
どうぞ、よろしくお願いいたします」とメールが届きました。
人生はほんとうに素晴らしいですね。