赤塚高仁ブログ

人の言うこと

2014.11.04

 著名人、有名人が言うことが正しい本当のことだと思っている人が、案外多いようです。

ですから、名前が知られている人が宣伝に出るとその商品が売れたりします。

タ○ホームの家の宣伝に、みの○んたさんや、木○拓哉さんが出たりしますが、

おそらく二人ともその会社の家には住んでおられないような気がします。

 そんな方々にお支払いする高額なギャラは、結局商品の値段に含まれてゆきます。

それでも、人の言うことを信じたい人たちが多いから、この仕組みはなくならないのでしょう。

 

 誰かの話は、「本当かな?」と話し半分に聞いた方がいいようです。

情報として取り入れ、自分の経験や直感で判断することでしょうか。

自分で判断したことだから、責任は自分にあります。

誰かが言ってたから、という責任転嫁は実に危険なことだと思えます。

 どんなに引き込まれるような情報でも、一度離れて観察してみることですね。

その視座が、自分を助けてくれるのでしょう。

オレオレ詐欺なども、引っ掛かった方にも問題があるのは間違いありません。

「オレオレ」と電話があったら

「ダレダレ?」と聞かなければいけないでしょうが。

 

 みんなが同じ意見であるはずがありません。

ユダヤ人は、全員賛成のときも全員反対のときも、その議題は差し戻します。

さすがに流浪の民です。

生き残るために大切なことを知りぬいているようです。

 

 私は、「声の大きい人」の話は信じないようにしています。

とても流されやすい自分を知っていますから。

声の大きい人は、真実を伝えようとするというよりも、何かの意図があって自分を見せたいだけだったりしますもの。

 

 ただ、好き嫌いがそこにからむと、事はちょっと複雑になったりします。

嫌いな人の言うことだと、本当のことも受け入れ難く、

好きな人が言えば、ウソも信じたくなる。

 

 好き嫌い、損得を超えて、本当のことにたどり着くためにも、まず情報として受けてみる姿勢が大事と思えます。

心に聞くことができるようになるまで、とにかく人の話は話し半分に聞く習慣をまもってゆきたいものです。

ついつい情に流され、本当のことを見失いがちになる私ですから。

 

 

 

 

 

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