住宅寿命
2013.08.09
日本の住宅の平均寿命は欧米諸国に比べてかなり短いといわれています。
日本の住宅は平均築26年で建て替えられるのに対して、欧米の住宅寿命は70~140年といわれています。
日本の住宅が短命な理由として考えられることは、住宅が住まい手ではなく、販売する側の都合で建てられているということです。
高度成長の時以来、住宅の質よりも量が求められる中、より早く、合理的でコストを下げる家づくりになってしまい住宅の質が悪くなったことが原因のひとつです。
もうひとつ、住宅の短命な理由としては、“湿気”があります。
日本の高温多湿の気候では、調湿がとても大事ですが、最近では、壁内結露を起こしやすい断熱工法が一般的になっています。
内断熱として使われることの多いグラスウールは調湿性が悪く、内部結露を起こしやすい素材のため、いずれ水分が柱や梁などの木材を腐らせ、家の寿命をどんどん縮める原因となります。
私達は、「トリプル断熱」・「自然素材」・「生体エネルギー」によって、安心・安全・快適性、そしていかに住宅を長持ちさせるかを考えて家づくりをしています。