シックハウス症候群
“シックハウス症候群”とは、室内空気汚染に由来する健康障害の総称です。
シックとは「病気」、ハウスは「家」なので、シックハウスとは「病気を引き起こす家」いう意味です。
症状としては、目がチカチカする、咳が出る、喉の痛み、頭痛といったように人によって様々です。
とくに新築あるいはリフォームして入居後に身体が不調になるということが多いそうです。
せっかくお家を建てたのに、こんな症状が出てしまったら悲しいですね。
シックハウスが現れたのは、1970年代の省エネ政策以降と言われています。
高気密、高断熱住宅が増えた上、冷暖房の完備によって、ダニ・カビが生息しやすくなった為、建材の製造過程で薬剤を使用して防腐・殺菌処理をするようになりました。化学物質で処理した建材が大量生産され、これらの材料から揮発するVOCが“シックハウス症候群”を生んだと考えられます。
2003年、そのシックハウス症候群の問題を解決するため、国は接着剤や塗料に含まれるホルムアルデヒドなどの安全基準を定めました。
しかし、健康被害が減らないのはなぜでしょう?
国が安全基準を定めた時に規制したのは、厚生労働省が指定した13種類の有害物質のうち、ホルムアルデヒドとクロルピリホスの2種類だけです。
ですから、ほとんどの有害物質は国から黙認されているということです。
しかも、そのホルムアルデヒドにしても発散量がゼロではなく、一定の面積で一定量なら放出してもいいという甘い規制なのです。
「神様が宿る家」は合板や集成材や有害物質を発生させる接着剤も使用しません。
そして私達は住む人の健康を害する材料をとことん排除し、有害物質が出ない本物素材を使い、お客様に安心して住んでいただけるような家づくりをします。
住まう人の笑顔と健康のために、これからも自分が知ったことや本当のことをお伝えしてゆきたいと思います。